準備運動と口慣らし

まずは練習の準備として、軽い柔軟体操や口慣らしを行います。

何をするにもまず体を十分に慣らさないとうまくいきません。
セミナーでは全ての講義の前に必ず講師と一緒に行っていました。基礎練習は初め のうちでも15分~20分ほどで十分ですので、あせらずゆっくりやってみてください。

柔軟体操

足を肩幅に開きリラックスした状態をつくってください。
そして両手を組みます。

柔軟体操1

組んだ両手を外側へ向け、鼻からゆっくり息を吸いながら頭の上へ腕を伸ばします。苦しくない程度に伸ばせるだけ伸ばしましょう。

柔軟体操2

伸ばしきった状態で息を止めます(5秒間)。

ゆっくり鼻から息を吐き出しながら、手を離しもとの位置へ戻します。戻すところまで息を吐き続けます。吐く息の量を調節しながらの動作は難しいです が、慣れれば簡単に出来るようになります。
これを3回繰り返します。

柔軟体操3

次に首の運動をします。
足はそのままで、手を腰にお きます。肩の力は抜いたままにしてください。
どちら回りでも良いので、ゆっくり首をまわしましょう。5回ほどまわしたら、今度は逆の方向にまわし ます。

次に手足の運動です。
手を組んで回したり、離した状態でぶらぶらと振ったりしましょう。足もつま先を床につけてくるくると 回します。
全体的に30秒間ほどでけっこうです。

柔軟体操4

最後に軽くジャンプをして体全体をほぐします。
リラックスした状態で軽 くジャンプをしましょう。

これで柔軟は終わりです。だいたい5分程度になります。

口慣らし

滑舌の練習をする前に、口も軽く動かしてあたためておきます。
足を肩幅に開きリラックスしてください。

まず口から息を吐き ます。体の中の息を全部吐き出しましょう。苦しいくらいでちょうど良いです。
鼻から息をゆっくり吸い込みます。

肺に入れるのではなく、胃のあたりに溜め込むイメージで息を吸ってください。
その状態で5秒間息を止めます。

大きく口を「あ」の形に開け、吐く量を一定にしてできる限り長く「あーーーー」と声を出しながら息を吐きます。あまり大声である必要はありません。

これを3回繰り返します。

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