アナウンサー志望者のための講習

一口に講習といっても、色んな講習があります。絵本の読み聞かせやプレゼンテーションの練習、ニュース原稿読みやマナー講座など多岐にわたります。

私が受講していたのはラジオ局の講座で、大きく次の項目に分かれていました。
・ 入門
・ 基礎
・ 養成
・ トーク&ナレーション

入門講座は主に「相手に届くように声を出す、聞き取りやすい言葉を話す」など。

基礎講座と養成講座の講義は単元についてはほぼ同じですが、養成講座は基礎講座を受講した人しか受けることができませんでした。
養成講座ではより高度な技術が求められていて、かなり苦戦した覚えがあります。

トーク&ナレーション講座はその名の通り、「話し方」に重点をおいた講座ではありましたが、面接の講習や電話応対、接客などについても学ぶ事ができました。

講座によってはすぐに実践的なものを学べる所もあるかと思いますが、まずは発声の方法や発音の仕方など基本的なところからしっかりと身につける方が良いでしょう。

遠回りに感じるかもしれませんが基本を地道に続ける事が大切で、何事にも近道というのはありません。
もしも本格的にアナウンサーを目指すのであれば、努力をし続けた人だけが残っていける厳しい業界であるという認識を常に持ち続けていく必要があります。

体験講習に行ってみよう

最近では放送局やフリーアナウンサーの所属事務所が「アナウンサー養成講座」を開講して直接アナウンサーから指導を受けられる場所が多くでき、また地域のさまざまなところで読み聞かせなどの講習会が開かれています。

私自身は「絶対にこの局に入るんだ!」という気持ちであるラジオ局で行われている全ての講座を受講しましたが、本格派の人もそうでない人も、気になったらまずは体験講習に行く事をお勧めします。

アナウンサー志望者のための講習

インターネットで「アナウンサー 養成」などと入力して検索すると、講習についてのサイトが数多く出てきます。
検索上位にはテレビ局の開設している講座などが多く見られますが、必ずしも大きな放送局などである必要はありません。

自治体や地元ラジオ局など主催はさまざまですが、講座内容をよく見てみると、さほど大手の講座と変わらないものもあるかと思います。

体験講習を大々的に宣伝していないところもありますが、地元の放送局など気になるところがあれば思い切って問い合わせてみてください。見学させてもらえるかもしれません。

講習では本格的に学んでいる人たちの場を見ることでその雰囲気も分かりますし、(その講座が)自分に合っているかどうかの見極めにもなります。気になったことがあったら講義が終わった後でどんどん質問しましょう。

ただし、見学するということはほぼ「受講したい」という意思があると取られてしまいますので、見学後には早めに結論を出して御礼とともに先方に連絡しましょう。もし自分に合わないと思っても、見学したからといって無理に受講する必要はありません。

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